長年、ニキビと格闘してきたヘア&メイクアップアーティストの野口由佳さんが、「MAQUIA」3月号で正しいニキビケアを紹介!

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ヘア&メイクアップアーティスト 野口由佳さん

ROI所属。美人ヘア&メイクとしても知られる野口さん。実は過去にはひどいニキビに悩み続け、克服したという経験の持ち主。


Q:ニキビとの格闘の歴史は?

A:中2〜21歳まで。約8年間!

「すごく長かったです、中学2年生の頃から延べ8年間! ニキビにいいといわれるありとあらゆるものを試しました。青春時代はニキビとの格闘の日々……」


Q:今までどんなケアをしましたか?

A:某有名ニキビコスメを使う
  皮膚科でピーリング
  光治療
  ビタミンAを飲む
  抗生物質を服用
  漢方治療
  アレルギー治療

「雑誌やTV、口コミの情報を収拾しては試す毎日。いろんなものを並行してやっていた時期もありました。コスメも何十種類も試しましたし、食事にも気をつけていましたね」


Q:振り返ると何が一番のしくじりだった?

A:油分を軽視していた
「ニキビに油分はダメ!と、油分をすごく敵視していたように思います。でも、実はそれが肌のバリア機能を低下させていたことに8年経って気づくことになるのです(涙)」


Q:今になって後悔していることは?

A:皮膚科を信用できずに渡り歩いてしまったこと

「皮膚科をハシゴしたのは大後悔。抗生剤を服用していたのに皮膚科を変えたことで、服用量を把握できておらず、最終的には抗生物質が効かない体質になっていました」


Q:肌のためを思ってやったことで逆効果だったことは?

A:徹底的な糖質オフとストレスの溜めすぎ

「油や糖質抜きの食事、夜遊びをせずに睡眠時間をしっかりとったり……と、肌によかれと思ってやっていたことが、逆にストレスになってニキビを悪化させてしまったという衝撃事実も」


Q:ニキビを悪化させたダメ癖は?

A:無意識に髪を触る

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「人に指摘されて気づいたのですが、髪や肌に触れることが多い様子。これは、確かに不衛生ですし肌にも刺激になりますよね、大反省」


Q:ニキビが劇的に治ったきっかけは?

A:生き神様との出会い

「スキンケアカウンセラーの鶴岡悦子先生との出会いが肌運命の転機。やりすぎケアでバリア機能がほとんどないことを指摘され、指導されたスキンケアに変更。するとニキビが消え、肌状態が改善!!」

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Q:ニキビを悪化させない隠し方が知りたい

A:FDの置き塗り!

「ニキビの餌となる油分を極力与えないよう、水溶性のファンデーションを使用。コンシーラーを使うよりも、肌の色との差もなく自然にカバーできるのでオススメです」

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ニキビよりも、ひとまわり大きくFDを塗布。乾いたら周辺を指でぼかして整えて。

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「愛用のグリンベルのベースとフェイスカラー(私物)。しっとりなのに軽いので圧迫感もなし」


Q:もう完全に克服しましたか?

A:できるけれど悪化はしていません!

「ときどき小さいニキビは出ますが、悪化はしていません! 過去の経験からニキビの性質をかなり理解できたので、荒療治に走らずに的確な対処ができるように」


Q:最後にニキビに悩んでいる人に伝えたいことは?

A:肌にだけ目を向けない。
  何でも3カ月は続けてみる。
  油を敵と決めつけない。
  お薬手帳を持参する。

「ニキビケアは『ストイックになりすぎない』『結果を早く求めすぎない』ことが大切だということを学びました。油を悪魔扱いするのもダメ。もし皮膚科でお薬を処方されたらお薬手帳でしっかり管理しましょう」


「MAQUIA」3月号

撮影/当瀬真衣(モデル) 吉田健一(物) ヘア&メイク/野口由佳〈ROI〉 スタイリスト/立石和代(モデル) タカシバユミ(物) 取材/靍田由香


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