最新研究で明らかに! 美肌にはちょっとの圧とストレスが必要って知ってた?

スキンケア

「少しのストレスは、美肌に必要なもの」という驚きのレポートをキャッチ。「MAQUIA」2月では、最先端医学が教えてくれた、「圧と美肌」の不思議な関係に迫ります。

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最新研究で明らかに!

美肌にはちょっとの
ストレスが必要です


圧とストレスで
コラーゲン量がUPする理由

優しいだけでは意味がない。ちょいストレスが細胞を刺激し、ぷりっとハリ肌になれる仕組みを聞きました。


日本医科大学大学院教授
小川 令先生

臨床と研究をともに手がけ、メカノバイオロジーを傷跡治療などに応用した実績多数。国内外での受賞も多いパイオニア。


マッサージなどの刺激で
細胞の美肌スイッチON!

 どんな細胞にでもなれる――。画期的なiPS細胞の研究ですが、それを元に臓器を作れたという実例はいまだにありません。その原因の解明に「細胞の変化には圧やストレスが必要」というメカノバイオロジーの理論が応用できると唱え、国内外で注目されているのが小川先生です。「僕は形成外科が専門で、患者さんの傷をいかにキレイに治すかに注力してきました。そのときに、物理的な刺激が組織や細胞に与える影響を研究するメカノバイオロジーの考え方が役に立つんです。刺激が加わることで細胞の遺伝子発現が変わるので、さまざまな変化が生じます」

 メカノセラピーという形で応用し、数々の実績を上げている小川先生。たとえば手術後のケロイドが予防できるようになるなどは、その好例。うまく変化させられないiPS細胞も、いずれは臓器を形成して治療に使えると語ります。「メカノバイオロジーの理論からみて、マッサージは理にかなっていますね。細胞には刺激を感じて自らを守ろうとする性質があります。その結果、繊維芽細胞が活性化されてコラーゲンが生まれやすくなります。化粧品の浸透圧やお風呂の水圧なども、こういった“プラスの物理的刺激”です。精神的なストレスは交感神経優位になるのでNGですが、ほどよい物理的ストレスは美肌に必要だと言えますね」

 甘やかすだけがスキンケアにあらず。美肌のスイッチを入れる“ちょい圧とストレス”、意識してみて。


最新研究の
メカノバイオロジーによって
傷の修復スピードがUP

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重度の糖尿病患者の場合、壊死を起こした足指を切断することが。手術後に切断面を吸引し続けるメカノセラピーを施したところ、傷口の治る速さが何倍もUP。回復が早いため歩行リハビリもすぐに始められ、患者さんのQOL(生活の質)が格段に上がったという実績が。傷跡のキレイさも段違いになるそう。

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こちらは、手術後の傷跡が残らなくなった事例。「切断面を一直線に縫わず、ジグザクに縫うことで張力を分散。そうすると細胞の回復力が高まり、手術跡がほぼわからないほどに」画像提供/小川先生


圧とストレスがなくなる
宇宙空間では
軟骨が溶ける!?

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私たちの体は、普通に生きているだけでも重力や大気の圧力といったストレスを常に受け続けています。それらが、骨や筋肉を成長させる大切な要因になっているそう。「宇宙飛行士が宇宙空間でエクササイズに励むのは、そうしないと筋力が衰え、骨や軟骨が溶けてボロボロになってしまうから」(小川先生)


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