強い紫外線や高い気温など、夏を乗り越えた肌はもうヘトヘト。その疲れを溜めたままだと 一気に老化しちゃうかも!「MAQUIA」10月号では、そんな肌トラブルの疑問について美のプロたちがお答えします。

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お話を伺ったのは……

資生堂 化粧情報開発センター 美容法開発グループ 中山三佳さん
アネッサなどのUVケア製品の開発に携わって7年。紫外線に関して、豊富な知識を持つ。

M’sクリニック南麻布 院長 伊藤まゆ先生
外科医。消化器外科と美容医療の経験を基に、自然療法も取り入れた内と外からの抗老化を目指す。


乾燥やゴワつき、目の変色も!

 顔スキンケア編 

日焼け後の肌に起こるゴワゴワ感やくすみ。夏終わりの肌に起こるトラブルを、今すぐ救うテクとは?

Q 残暑のクタクタ肌。どんなアイテムがおすすめ?

A 抗酸化成分入りがイチオシ!

「抗酸化成分とは、アスタキサンチンやポリフェノールなど。紫外線の強い季節は毎日使って」(伊藤先生)

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抗酸化成分を豊富に配合。オバジ アクティブサージ プラチナイズドローション150ml ¥5000/ロート製薬(9/10発売)


Q 春に買ったファンデーションの色が合わなくなってしまった!

A 場所によって塗る量を変えてみて。

「顔と首で色の差があると目立ちます。顔の中央を重点的に、フェイスラインは薄く塗りましょう」(中山さん)

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目の下の三角ゾーンは普通にのせ、それ以外は薄くのせると首との色の差が目立ちにくい。


Q 日焼け止めだけの日はクレンジングしなくてよい?

A できればクレンジングもして。

「アイテムにより説明はさまざまですが、皮脂を落とすためにもクレンジングはすべきでしょう」(伊藤先生)


Q スプレータイプの日焼け止めってムラ焼けしないの?

A 正しい使い方をすれば大丈夫!

「ボディの場合、肌から10~15cm離して2~3往復噴射し、手のひらでなじませれば大丈夫です」(中山さん)

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汗でUV防御力増。アネッサ パーフェクトUVスプレー アクアブースターSPF50+・PA++++ 60g ¥1800(編集部調べ)/資生堂

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顔にスプレー式日焼け止めを塗るときは、絶対に直接噴射しない。

1 まず手のひらに噴射。

2 逆の手に取り、少量ずつ均一になじませる。


Q 肌にのせたファンデーションって時間が経つと酸化しそう…。

A 酸化しにくい処方です。

「ただし、分泌された皮脂は酸化するので、メイク直し時は油取り紙、ミストを使って肌をリセットさせましょう」(中山さん)

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肌を引き締める。リバイタル グラナススプラッシュジェリー ミスト 50ml ¥5000/資生堂インターナショナル


Q どうせ崩れてしまうし、ベースは日焼け止めだけでいい?

A 二度塗りすればOK。

「ファンデーションを使う場合は全顔にパール1粒分ですが、日焼け止めオンリーのときはさらにもう1粒分を重ねましょう」(中山さん)

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2~3時間おきに塗り直すことも大切。適量を手に広げ、やさしくおさえるように重ねる。


MAQUIA10月号

撮影/藤澤由加(モデル) 中澤真央(物) ヘア&メイク/榛沢麻衣 スタイリスト/立石和代 モデル/本多麻衣(マキアビューティズ)取材・文/風間裕美子 白倉綾子 構成/山下弓子(MAQUIA)


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