一見きれいでも実はペラペラ…の「ビニール肌」にならないために!細胞をふくらませる化粧水の浸透テク

スキンケア
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「MAQUIA」9月号から、ビニール肌の徹底解説&ケア方法を大公開します。

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実はその肌、痩せてペラペラに!?
あなた、ビニール肌になってない?

いま、美容マニアの間で話題の「ビニール肌」というキーワード。その原因から角層で起きていること、私たちがすべきお手入れを理解して、背後に忍び寄る「ビニール肌」の影にさよなら!

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そもそもどうしてビニール肌になるの?

お話を伺ったのは
皮膚科医 谷 祐子先生

広尾プライム皮膚科院長。丁寧なカウンセリングと、自己治癒力を最大限に生かした治療法に定評あり。


負担蓄積が引き金に……いまなら回避可能!

『ビニール肌』は医学的名称ではないので、とくに診断基準といえるような定義がありません。あえていうならば、角層が薄くなってしまい敏感肌に傾いている状態です」(谷祐子先生、以下同)
 主な原因として考えられるのは、肌への過剰な負担蓄積によるもの。「たとえば、毛穴や大人ニキビを気にするあまりスクラブや洗顔ブラシで毎日ゴシゴシこすって過剰な刺激を与えたり、肌コンディションをチェックせずに必要ないアイテムまで手当たり次第に試すなど、セルフケアも美容医療もやりすぎは禁物
 本来なら肌を守り保湿する役割を持つ角層が薄くなれば、肌のバリア機能は低下し、かゆみや乾燥、皮膚炎といった肌トラブルが起きやすいリスキーな状況に。
「また、肌の凹凸が目立たなくなるので、パッと見ると透明感のあるキレイな肌に見えますが、内側の水分量は見た目と反比例して減少しています。放置するとコラーゲンの再生力も弱まるため、肝斑や小ジワの原因につながります」
 ただし、ビニール肌とよばれる状態が多く見られるのは40代以降がほとんど。マキア読者の多くは、予備軍としてのリスクを抱えているものの、これからのお手入れで十分にリスク回避可能!
「肌質によって、美容液などスペシャルケアに使用するアイテムの選び方は多少異なりますが、基本的なお手入れのポイントは誰でも同じです。大切なのは、自分の肌と向き合いながら日々のお手入れを丁寧に行うこと。“それだけ?”と思われるかもしれませんが、指先で肌のコンディションを観察しながら、負担を軽減することでトラブルを寄せつけない肌を取り戻せるのです」


健康な肌とビニール肌角層の状態は?

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正常な角層

ふっくら健やかで高い保水力をキープ

水分を保つ保水システムによって肌のうるおいをキープ。乾燥や刺激、アレルギーなどから肌を守るバリア機能も稼働。平均28〜30日前後で表皮の細胞が入れ替わる。


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薄くなった角層

新しい角質が育たずバリア機能が低下!

日々の刺激に真皮が慣れてしまい、ターンオーバーのサイクルがのびていく。角層が薄くなる一方で、表面には古い角質が残ったままで保水力や肌バリア機能が低下。


心がけるべきケアのポイントは?

1 過剰な負担がかからないよう丁寧に行う
2 肌を観察し、必要なものや頻度を取捨選択する


水井真理子さんが伝授

厚みのある角層で美肌復活
細胞ふくらませケア

トータルビューティ
アドバイザー
水井真理子さん

数千人の肌に触れた経験をもとに、肌にやさしくかつ効果を実感しやすい的確な美容法を提案してくれるスペシャリスト。

改めてスキンケアの基本をおさらい!

加齢や生活習慣、ストレスなどで肌の角層が薄くなってしまうこともありますが、裏を返せば、そのつどスキンケアを見直すチャンスということ。力が入りすぎていないか、適量を使っているかなどの基本を見直して、不調知らずのふっくら肌を育てましょう。


POINT1
化粧水の浸透テク

化粧水での保湿は肌状態をもっとも感じられるプロセス。手で丁寧に行うのが基本。「コットンパックは鎮静作用もあり、肌が柔らかくほぐれます。乾燥の気になる目元ぎりぎりまで貼りましょう」


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(左)
アクセーヌ
モイスト バランス ローション

「みずみずしいのにしっとりしていて、敏感肌にも安心。容量たっぷりでコットンパックにぴったり」。360ml¥5500/アクセーヌ

(真ん中)
ソフィーナ ボーテ

高保湿化粧水 しっとり

「浸透力が高く、なじむともっちりした肌に。手応えを感じられる一品です」。140ml ¥2700(編集部調べ)/花王

(右)
ディシラ
コットン

「コットンパックにちょうどいい大判サイズで使いやすく、肌あたりも柔らか。コスパも魅力的」。 90枚入り¥500/ディシラ


化粧水の効かせテク

☑ハンドプレスでもれなく浸透

顔の中心から外へ向け、あごから順に下から上へと肌を軽く押さえるようになじませていく。凹凸の多い中央部分は、最後に上から下へと押さえて塗りもれを防止。

☑肌トラブルにはコットンパック

コットンがひたひたになるまで化粧水をつけたら、均等な厚さになるよう3〜4枚に裂く。両手でコットンを軽く伸ばしたら、頬やおでこなどに貼って3分キープ。


MAQUIA9月号

撮影/押尾健太郎(モデル) 荒川雅之〈近藤スタジオ〉(物) ヘア&メイク/榛沢麻衣 スタイリスト/福永いずみ モデル/辻元 舞 イラスト/長谷川まき 取材・文/国分美由紀 構成/髙橋美智子(MAQUIA)


【MAQUIA9月号☆好評発売中】


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