「MAQUIA」11月号では、美をリードする5人が“この秋、メイクがますます楽しい理由”をお教えします。

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今、空前のメイクブーム到来!

美をリードする5人が語る

この秋、メイクがますます楽しいこれだけの理由

近頃、メイクが無性に楽しいのには訳がある。ひとつじゃない自分の魅力を発見し、“らしさ”を掘り下げる時代へ。旬を創るプロたちは、今ひとたびのビッグウェーブをこう読み解く!

美をリードする5人のプロに聞く! この秋、メイクがますます楽しい理由_1_1
<p><img class="fr-fin fr-dib" alt="Image title" src="https://static-maquia.hpplus.jp/upload/image/manager/25/JQB4VRQ-1200.jpg"></p><p><strong><span style="color: rgb(64, 64, 64);"></span></strong>インスタ全盛の今は、文章や全身のコーディネートよりも、顔で自分のコンセプトを打ち出すのが手っ取り早い。それに、コンプレックスを個性に転換し、TPOに合わせていろいろなチャレンジを楽しめる人が増えたことが、このところのメイクブームの背景。私の場合、アイメイクは遊びだけど、リップは常に本気。最近気になるのは、大人ブランド発のブラウンやプラムです。ひと塗りで顔の黄みが抜けて柔らかく見えるし、ちょっとしたシミすらもかわいらしくお洒落に見えてくるから不思議。口紅をパクッと上下の唇に挟んだまま左右に動かして塗り、指で軽くぼかしてグラデにするのがマイブームです。</p><p><img class="fr-fin fr-dib" alt="Image title" src="https://static-maquia.hpplus.jp/upload/image/manager/25/KBGZgRA-1200.jpg"></p><p><span style="color: rgb(255, 51, 153);"><span style="color: rgb(64, 64, 64);">「肌がトーンアップするカシスブラウンは、本気を託せる一色」(イガリさん)。SHISEIDO ルージュ ルージュ RD620 ¥3600/資生堂インターナショナル</span></span></p>
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<p><img alt="Image title" class="fr-fin fr-dib" src="https://static-maquia.hpplus.jp/upload/image/manager/25/Nig5Emg-1200.jpg"></p><p>個人的に感じるのは女性の「自分らしさ」の質が変わってきたな、ということ。モテるために男性を意識したものでも、隣の人より目立ちたいという気持ちでもなく、個別な魅力を認められる世の中になってきたように思います。だからこそ、メイクのパターンや正解も一つじゃなくなってきている。例えば眉メイクなら、カーキのリキッドで眉を描いた上に、ワインレッドのマスカラで毛並みを整えてみたり。こんな風に“自分だけの”些細なこだわりで、意志を持った個を確立していく。これからのメイクにはそんな役割があるように思います。</p><p><img alt="Image title" class="fr-fin fr-dib" src="https://static-maquia.hpplus.jp/upload/image/manager/25/JWFAZzE-1200.jpg"></p><p>「眉にも自分だけのこだわりを」(松本さん)。(右から)エレガンス アイブロウ リクイッド GR45 ¥3000、同 エアリー アイブロウ マスカラWN51 ¥3500/エレガンスコスメティックス</p>
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<p><img alt="Image title" class="fr-fin fr-dib" src="https://static-maquia.hpplus.jp/upload/image/manager/25/kpZSaAA-1200.jpg"></p><p>ベースは豊作、目元も復活、リップも眉毛も引き続き濃いめ。この秋冬のメイクブームは、みんなの“自分らしくメイクを楽しみたい”という気持ちの現れ。誰もが発信できるSNS社会も、追い風になっているのだと思います。特に象徴的なのはブラウンリップの流行。口元に強い色をさすというのは、自信がないとできないこと。例えば、透けた肌&amp;マスカラだけの顔に、堂々と深い色のリップを塗って、ガウンを羽織る。この秋は、同性から見てもかっこいい、潔い女性像が理想です。女性が言う「かっこいい」って、顔の造形だけじゃなく生き<br>方までもひっくるめた評価だから。</p><p><img alt="Image title" class="fr-fin fr-dib" src="https://static-maquia.hpplus.jp/upload/image/manager/25/FQGZJUY-1200.jpg"></p><p>「深い彩りを唇にまとうと、一気にドラマティックな表情に」(神崎さん)。(右から)ルージュ アリュールヴェルヴェット 63 ¥4200、ルージュ ココ 472 ¥3900/シャネル</p><p><br></p>
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<p><img class="fr-fin fr-dib" alt="Image title" src="https://static-maquia.hpplus.jp/upload/image/manager/25/QpCQUFc-1200.jpg"></p><p>肌の質感がパウダリーになったことで、相性のいいこっくりカラーやメイク感が復活した今季。目元もいつものブラウンでは物足りず、少し青みを含んだボルドーやニュアンスのある囲み目で冒険したい気分。いつものメイクにモード感をちょい足ししたいときは、ほんのり青みを加えるとスパイスになるんです。ずらっと並んだ新製品を見ても、例年より華やかなものにパッと目が行き、「メイクを楽しむ時代がまた来たんだな」とワクワク。作品を通して「人の目を気にしすぎず、もっとメイクを楽しんでなりたい自分になろうよ」というメッセージを伝えたいですね。</p>
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<p><img class="fr-fin fr-dib" alt="Image title" src="https://static-maquia.hpplus.jp/upload/image/manager/25/GQEHZGg-1200.jpg"></p><p>みんなと同じメイクや、誰かの顔色をうかがう媚びたメイクでは、もう物足りない。そんな時代の気分にマッチするのが、ボルドーやバーガンディのリップ。赤よりも彩度が低い分シックに見えるし、トレンドのダッフル素材やビッグショルダーなどの重ための服とも好相性。ビギナーはシアー、上級者ならマットな質感を選ぶこと。そして、チークを引き算するのが、今っぽく塗りこなすポイント。こっくり深く色づくリップは、ひと塗りで個性や魅力を底上げし、誰ともかぶらない美しさへの起爆剤となってくれる。</p>
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MAQUIA11月号

撮影/資人導〈vale.〉(モデル) さとうしんすけ(物) ヘア&メイク/KUBOKI〈Three PEACE〉 スタイリスト/鈴木美智恵 モデル/上西星来 取材・文/長田杏奈 構成/火箱奈央(MAQUIA)


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最終更新日:

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