「MAQUIA」7月号では、夏のブルーを大人っぽく使いこなすメイク法をヘア&メイクアップアーティストの岡野瑞恵さんに伺いました。

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いつものメイクにマンネリを感じているなら、今シーズン注目のワントーンメイクをマスターして!「ぼやけて見えない?」「バランスはどうすれば?」そんな疑問に人気ヘア&メイク岡野瑞恵さんがお答えします。


ヘア&メイクアップアーティスト
岡野瑞恵さん

大手化粧品メーカーのヘア&メイクを経て、2006年よりフリーとして活動。洗練されたメイクに、女優、タレントからの厚い支持が。

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女優、石田ゆり子さんがモデルを務め、大人のためのメイクをわかりやすく提案。『大人のMakeBook』(ワニブックス)


色に頼りすぎず、陰影や質感にこだわるのが要

「大人にこそ、ワントーンメイクが似合うんです!」と断言する岡野さん。そのココロは?
「ただ全体の色やトーンをひとつに絞ればいいという話ではなく、陰影や質感にこだわり、強弱をつけながら統一感を出すのが、大人のワントーンメイクの基本。この統一感こそ、上質感を醸し出し、その人自身の個性を生かす顔立ちを作ります。さらに、大人になると直面する、たるみや削げ感などの骨格悩みをさりげなくカバーする効果も。ポイントは、コントゥアリングなどを計算しつつも、抜け感を作ること。全てをキッチリしすぎないことで、大人の余裕や上品さが生まれます」


Q 夏のブルーを大人っぽく使いこなしたい!
A ベージュやブラウンを仕込み、青み系カラーをMIX

「ブルーをグラデーションで入れてしまうと、ギャルを通り越してバブルになるので要注意。ただブルーを塗るのではなく、目元はピンク同様、ベージュの仕込みが鍵。そして、その他のコスメを青みピンクでシアーな質感に揃えると、透明感だけでなく知的さも演出できますよ」

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How to Make-up
EYE
二重幅を抜いたアイホールに1A、二重幅にベースとして1B、その上から目のキワに1Cを重ねる。下まぶたは目尻から黒目下まで1Dをなじませる

CHEEK 2を頬骨下から斜めにぼかして、自然な立体感をプラス。

LIP チークと同系色の青みピンクを選び、中央から口角へ広げる。

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1 アイシーブルーが主役のブラウンパレット。ちょっぴりモードで涼しげな目元を演出できる。ルナソル サニーサマーアイズ EX02 ¥5000/カネボウ化粧品(限定品) 2 ピュアな雰囲気を醸し出すイノセントピンク。青みピンクだから、肌に透明感を与えてくれる。エピックミニ ダッシュ 09 ¥3000/THREE(5月24日限定発売) 3 ほんのりと色づくミルキーピンク。ぷるんとした立体感をプラス。リップジェリーグロス 09¥2200/RMK Division


MAQUIA7月号

撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/岡野瑞恵〈storm〉  スタイリスト/後藤仁子 モデル/泉 里香 取材・文/谷口絵美 構成/若菜遊子(MAQUIA)


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