おもてなしする機会が増える季節。「MAQUIA」12月号香りの魔法から、パーティーを華やかにする香りをご紹介。感謝の気持ちを香りに添えておもてなししませんか?

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「ようこそ」の気持ちとセンスを香らせる

教えてくれたのは...

KAZUYO MAKINO

ビューティプロデューサー・香水コーディネーター。香りで運命を操るエキスパート。


「愛と感謝」に香りを添えて、おもてなしする心遣いを!

日に日に寒くなってくる頃。
「お香をお気に入りのお皿にのせて玄関に置き、ほのかな香りを楽しむとか、そんなちょっとしたことで日常がほっこりしてきます。年末に向けては慌ただしい時期だからこそ、一人の時間を楽しむことも忘れないで欲しい。それが美を育み、自分磨きにもつながるから。写メの中の自分だけを飾ってもダメ。ほんとうに大事なことは、SNSじゃ見えません。自分だけの空間だって大切に。他人に対してはもちろん、自分に対しても思いやりの気持ちをもって、それを表現することが美にもつながるのだと思います」(牧野さん)
 ホームパーティなど、おもてなしする機会も増える季節。
「お客様が来る前にお香を焚いて、残り香を楽しんでもらうとか、日本ならではの奥ゆかしい習慣は、今、求められているものでもあると思う。ワインがモチーフの香りなど、お客様の趣味にも合ったものは場をいっそう盛り上げるはずだし、ストーリーのある香りなら、それをきっかけに会話も弾みます。今年一年の感謝の気持ちを、香りに添えて表現してみては?」


kungyokudo

移りゆく京都の風情や文化を
表現した、雅やかなキャンドル

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1594年に京都で創業した、日本最古の香の老舗が手がける植物由来のキャンドル。「時代(とき)の香り」をテーマに、京都の移りゆく時代を表現。創業年の「安土桃山時代」は、ムスクや樹木が力強く豊かに香る。たおやかな「平安時代」もおすすめ!「 女らしい心遣いを表現して」(牧野さん)。キャンドル 1594 ∅72×80㎜ ¥5000/薫玉堂


Dr.Vranjes

ワイン好きにはたまらない!
香りの演出でパーティを格上げ

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ベリーとシトラスが溶け合う芳醇な果実の香りに、フローラルノートが重なり合い、タンニンのアロマが漂う。赤ワインをモチーフにした香りは「ワインで盛り上がる日にぴったり。おしゃれ感も演出できます」(牧野さん)。ロッソ ノービレ 250ml バンブースティック(ブラック)10本 ¥12000/ドットール・ヴラニエス ジャパン


MAQUIA12月号

撮影/山口恵史 スタイリスト/西崎弥沙 構成・文/巽 香 企画/清田恵美子(MAQUIA)


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