柔らかな風にのって、春のまぶたにピンクが還ってきた。
ただし、それはシックな佇まいとひとさじの憂いすら感じさせる"大人のピンク"。
今の私たちだからこそつけこなせる恋の色は、淡く、どこまでも繊細なピンク色。
それはまぶたを、ひとひらの桜の花びらのように染め上げて。
イノセントに心を奪う、不思議な吸引力がまなざしに溢れ出す。
【How to】
コッパーピンク(b)を二重の幅と下の目のキワに。さらにソフトピンク(a)を指にとり、アイホールにサッと重ねて。繊細な色のムードに合わせ、マスカラはブラウンをセレクト。アイラインを入れない代わりにまつ毛の根元が濃くなるように仕上げ、アイフレームを際立たせる。眉にはピンクのチーク(c)をブラシでふわりとオン。
【Use it】
(右から)bのコッパーピンクのように、もともと影色ニュアンスのあるピンクを選ぶのも大人っぽくつけこなすカギ。7色のシャドウ+チークをIN。アイ ラブ マイ シュウ パレット ¥7400/シュウ ウエムラ(限定品)
重ねるソフトピンクはうっすら透ける、繊細なパール感のものを。リボンクチュール アイズ01 ¥5000/ジルスチュアート ビューティ
1 柔らかくも深みのあるまなざしへと導くダークブラウン。シュールレアリスト エバーフレッシュ スマッジプルーフ 02 ¥5600/ヘレナ ルビンスタイン
2 淡い色の側をブラシで混ぜ、頬の中央に逆三角形に。ブラシに残った粉をこめかみと頬の内側にもほんのりと。マキアージュ ドラマティックムードヴェール PK200 ¥3500(編
集部調べ)/資生堂
3 唇には磨き上げたようなツヤを叶える、桜色のオイルルージュを。ヴォリュプテ ティントインオイル 4 ¥3800/イヴ・サンローラン・ボーテ
次回は、凛としたまなざしを演出する大人のピンクメイク術をご紹介します!
MAQUIA5月号
撮影/中川真人〈aosora〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/SAKURA〈Allure〉
スタイリスト/黒崎 彩〈Linx〉 モデル/琉花 構成・文/小川由紀子 企画/芹澤美希(MAQUIA)