秋の行楽シーズン。彼との旅行を計画中の人にも読んでもらいたい、お泊まり必勝ビューティを神崎恵さんが提案。「触れたい衝動を起こさせる」、「オレの彼女最強」と思ってもらえる秘策を「MAQUIA」11月号より紹介します。

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 女はいろいろな顔をもっているべきだけれど、その中でも強化しておきたいのは「あなただけに見せたいわたし」。道ですれ違う人でもなく、ちょっと気になる会社のあの人でもなく、これから出会う誰かのためでもなく、今、心底愛を深めたいたったひとりにだけ捧げる、超絶かわいい自分。ちょっぴり頑張って装ったいい女の自分でもなく、デキる女を気負った自分でもなく、外で見せるどんな顔にもあてはまらない素が透ける無防備な顔は、ただの可愛い彼女では終わらせない独占欲を掻き立てる「最後の女」になれる顔。だからこのたったひとりのための特別なわたしを最高に可愛く見せる方法を習得して、もう絶対に彼が離れられなくなるくらいどっぷりと底なしの愛を手に入れよう。
 

 この顔が本領発揮するシーンといえばお家デートやお泊まり。外とは違う力の抜けたまろやかさと軽やかさを全身に纏うことで、明らかなギャップを魅せつけ、どきどきを誘うことができるし、素を透けさせた肌や表情は感じる温度をじわりと上げることができる。


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軽さとツヤ、触れ心地を重視したヌーディメイク

 おさえたいポイントは肌。いやでも接近戦になるお泊まりシーンでは、まるで素顔くらいの透け感と触れたいと思わせる軽さ、触れ心地うっとりのなめらかさが重要。大切にしなきゃと思わせるツヤや透明感はありつつ、ベタつかずシミやくすみをなかったことにするベースアイテムを味方に、しらっとカバーすることで「オレの彼女、素顔でも最強に可愛い」と信じさせることが可能に。無垢な雰囲気を最大限引き上げるためにポイントメイクは最小限にとどめること。アイラインやシャドウはなし。ほんの少しビューラーで上げ気味にしたまつ毛の中間から毛先にかけてだけ、マスカラをするっとふた塗り。これくらいが目を潤ませるにはいいバランス。あとは極少クリームチークと色つきリップでほのかな血色を帯びさせれば独占したいと思わせる「オレだけの女」完成。

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MAQUIA11月号

モデル・メイク・文/神崎 恵 撮影/菊地泰久〈vale.〉 ヘア/津村佳奈〈Un ami〉 構成・文/若菜遊子(MAQUIA)


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