ベースメイクはずっと「隠す」ために「作り込むもの」だと思っていた! そんな人に、マキアから新たな提案。「MAQUIA」5月号から、自分らしさをMAXに生かして輝かせる、これからの時代のベースメイクをQ&A形式でお届します。

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肌は作り込むものから、「私」を伝えるものへ
自分を活かすベースメイク100問100答


アーティストに聞く
素材を活かすベースメイク

人気ヘア&メイクアップアーティスト7人に総力取材。これまでの常識や概念を打ち破る、自分の素材を活かした、目からウロコな肌の作り方教えます。

教えてくれたのは…
イガリシノブさん、河嶋希さん、Georgeさん、長井かおりさん、中山友恵さん、paku☆chanさん、林由香里さん


Q 自分の素材を活かすってどういうこと?

A 元の質感やパーツをチャームポイントとしてとらえること
「凹凸感や表情、シワまでもコンプレックスではなく、アピールポイントとしてとらえること」(イガリさん)。「素材を受け入れた上でいかにきれいに仕上げるか」(長井さん)。「素材である質感やパーツを全て隠しすぎない」(Georgeさん)


Q なぜ今自分らしく、素材を活かすのがブームなの?

A ファッションやメイクの多様化が影響
「今はトレンドの幅が広い時代。そのため、自分らしさが活かせているとぐっと今っぽく見えるから」(paku☆chanさん)。「その人らしさ=素材を感じられると、距離感も縮まって好印象になれる」(長井さん)


Q 素材を活かすベースメイクってなんですか?

A 隠すのではなく光、ツヤを与える
「隠すのではなく、生っぽさを残し光やツヤで肌印象を操作する」(イガリさん)。「骨格、肌の色、質感を消し去らない、内面がにじみ出るような仕上がりに」(長井さん)。「キレイな部分は極力そのまま、本来のキレイを打ち消さないで」(中山さん)


Q 今季のベースアイテムの傾向は?

A 薄膜なのにカバー力がある優秀品が充実
「カテゴリーの垣根を超えてパウダリーでもツヤ、リキッドでもマット、と好きなものでなりたい肌が作れるように」(河嶋さん)。「きちんとカバーできるのに、程よいツヤ感と薄膜なものが出揃った印象」(林さん)


Q モデルの素材を活かすベースメイクで意識することは?

A 肌がもともと持っているツヤ、血色、透明感を見極める
「スキンケアを念入りにして、その人が持つ肌の潤い、血色、透明感を最大限に引き出し、素肌感を残すようにしています」(paku☆chanさん)


Q 素材を活かすパーツメイクのためのオススメは?

A 肌の内側から明るさを引き出すアイテム
「血色と明るさを足すアイテム」(イガリさん)。「薄膜でありながら、ストッキングのように肌を底上げする下地が必須」(長井さん)

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(右)ほのかにピンクのテクスチャーで、生命感のある肌に。ラディアント タッチ 1 ¥5000/イヴ・サンローラン・ボーテ (左)内側から輝くようなフレッシュなツヤ肌に。センサイ CP ブライトニング メイクアップ ベース SPF12 30ml ¥7500/カネボウ化粧品


Q 今季のポイントメイクとベースメイクのバランスの取り方は?

A 肌はとにかく軽やかに
「透け感のある軽ベースに色の効いたポイントメイクが◎」(林さん)。「色を取り入れたい春メイクは、ベースを極力薄く」(中山さん)



MAQUIA 5月号

撮影/岩谷優一〈vale.〉(モデル) 久々江満(物) ヘア&メイク/河嶋 希〈io〉 長井かおり 甲斐美穂〈ROI〉 スタイリスト/金山礼子 モデル/辻元 舞 取材・文/野崎千衣子 轟木あずさ 構成/横山由佳(MAQUIA)

※本記事掲載商品の価格は、本体価格(税抜き)で表示しております。掲載価格には消費税は含まれておりませんので、ご注意ください。


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