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ファンデーション、下地、カバー術……毎日メイクをする中で、ベースメイクの疑問や悩みは尽きません。ところが、絶対にヨレない、崩れない、テカらない方法があるんです! 今回は、ファンデーションの仕上がりに関する「困った!」に、ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロさんとGeorgeさん、ビューティサイエンティストの岡部美代治さんからアドバイスを頂きました。

 
Q.1 ほうれい線にファンデーションが溜まります…
A.1 ほうれい線には塗っちゃダメ!


Georgeさん「ほうれい線や目尻など、シワになりやすい部分にはどうしてもファンデーションが溜まるので、塗らないのがベスト。コントロールカラーを使って光でシワを飛ばして」。

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1.コントロールカラーも塗りすぎ厳禁。手の甲で量をしっかり調節して。
2.中指の腹に薄く取り、指をほうれい線にフィットさせながら塗り込む。

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パールでシワをカバー。コントロールカラー UV 01 30㎖ SPF30・PA++ ¥3500/RMK Division
 

Q.2 いつも同じファンデーションを使っているのに仕上がりが毎日変わるんです…
A.2 肌のコンディションやメイクするロケーションで変わります


「肌の状態は365日異なるので、仕上がりが変わるのも当然。自然光か蛍光灯かでも変わりますよ」と小田切さん。


Q.3 ファンデーションを塗ると、ポロポロと消しゴムのカスのような物が…
A.3 スキンケアや下地との相性が悪いのかも


岡部さんによると「とろみのある化粧水や美容液など高分子のスキンケアを使っている場合、まれにファンデーションとの相性が悪い場合も。朝の使用は避けて」とのこと。
 

Q.4 あごがくすみやすいんです…
A.4 オレンジベージュのチークでカモフラージュ!


Georgeさんによると「あごは皮脂の分泌が多いので、くすみやすいパーツ。くすみが気になったら、オレンジベージュのチークを仕込むだけで顔全体が明るく立ち直ります」とのこと。

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練り状のチークを、指でポンポンとなじませるだけでOK。肌なじみのいいベージュ系を選んで。

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肌の色になじみ自然な血色をプラス。ヴィセ リシェ リップ&チーク クリーム BE- 5 ¥1000(編集部調べ)/コーセー


次回は、肌質やシーンごとのファンデーションの塗り方を、美のプロフェッショナルに教えていただきます!


MAQUIA2014年3月号
撮影/岩谷優一〈vale.〉(モデル) 久々江 満(物) ヘア&メイク/小田切ヒロ〈ラ・ドンナ〉 Goerge スタイリスト/岡野香里〈TRON〉 モデル/佐谷戸ミナ 岡本あずさ(ノンノ専属) 取材・文/松井美千代 野崎千衣子 構成/芹澤美希(MAQUIA)

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