「MAQUIA」4月号では、香水コーディネーターの牧野和世さんが幸運を引き寄せる香りをご紹介。桜の香りをまとって美意識を高めて。

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美意識を高める桜の香り、桜色の香り

教えてくれたのは...

KAZUYO MAKINO
ビューティプロデューサー・香水コーディネーター。香りで運命を操るエキスパート。


Heavenly Aroom

ほのかな桜の香りをいつでも
どこでも。京都生まれの練り香水

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「手頃な価格で季節感を満喫できます」。天然由来成分を配合。肌を守る保湿バームとしても。Heavenly Aroom ソリッドパフューム

( 右から)甘いフロリエンタルの「枝垂桜」、グリーンなニュアンスが桜の息吹を感じさせる「染井吉野」、やさしく温かみのあるフローラルブーケの「八重桜」 各15g ¥1200/ミュウセレクション


PARFUM SATORI

雅やかな香りは、風に舞う
花びらが軽やかに匂い立つよう

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「日本人の心が感じられる上質なフレグランス」。「国境なき日本の香り」を提案するパフューマーの大沢さとり氏作。シソやチェリー、グリーンティの香りからみずみずしく花々が咲き初め、やがてパウダリーに。やさしくも凛とした匂い袋のような香り。オードパルファン さくら-SAKURA- 50ml¥16000/パルファン サトリ


桜の香りで眠れるDNAを
呼び覚まし、自分磨き


「春の象徴ともいうべき桜に、特別な思い入れがある日本人。昔の人も、いろいろなメッセージをこの花にのせて遺してきました。桜の花って、ただハッピーなだけじゃない。清らかさやはかなさ、切なさ、潔さなど、さまざまなイメージや思いを見る人の中に呼び起こします。咲いてから散るまで、移ろう姿に心を託す。そういうのって、いいと思う。
 四季を意識するのは、五感を磨くためにもとても大切なこと。実は桜の香りはモテ狙いには向かないけれど、自分の中に眠る“日本人の心”に焦点をあて、自分自身を見つめ直すのにはぴったり。今年は美意識を高めることが開運につながると言われているし、春はスタートの時期でもあるから、どっちに進もうか迷っている人にも、桜の香りはおすすめです。ちなみに桜ピンクも、今年は幸運を引き寄せるカラーなのだとか。桜=お花見、飲み会、だけじゃなく、この春は桜の香りを楽しみながら、昔の人が遺した言葉に触れたりするのもいいのでは? せっかく、日本人に生まれたのだから」


MAQUIA4月号

撮影/山口恵史 スタイリスト/西崎弥沙 構成・文/巽 香 企画/清田恵美子(MAQUIA)


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