「MAQUIA」1月号では、伝説のPR鈴木ハル子さんの『俯瞰力の育て方』を掲載。鈴木さんに強運を引き寄せるための方法を伺い、8つのヒントを導き出しました。

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鈴木ハル子さん流

俯瞰力を育てる
8のヒント

自分が自分を客観的に見つめる力、それが俯瞰力。「品格は俯瞰力が育てる」という鈴木さんに聞く、強運を引き寄せるための方法とは?


“褒め上手”と“気づき上手”
を目指す

誰しも褒められると表情が輝き、意識が変わり、さらに綺麗になりますよね。すると不思議とその高揚感を相手やまわりにフィードバックしたくなる。これこそが自分も他人も客観的に観察できる俯瞰力。だから「気づく」「褒める」を、まずはあなたから。


花を日常に。
そこから老化とシビアに向き合う

私は自宅に花を欠かしません。疲れているとき、花にはその負のスパイラルを逆に回す力があるから。そしてもうひとつ。丁寧に世話をすると長持ちする、ほったらかすと枯れる、それが人間の老化を顕著に教えてくれるから。花は癒すと同時に律する存在でもあるんです。

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上向き口角が
幸せを招き入れる

小学5年生のとき近所のおばさんに「いい相だから、幸せになる」と褒められて以来、いつでもどこでも口角を上げるように意識。笑顔が幸せを呼び込むと信じて。

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挨拶は
アイコンタクトがあって成立する

相手に聞こえていなければ挨拶をしたことにはならないし、もっと言えば、相手の目を見ていないのも挨拶にならない。マキア世代の女性たちは、誰もが忙しくて急いでる……そんな時代だからこそ、意識しなくちゃ。挨拶は余裕の証。それは謝るときも同じではないかしら?


手帳は
あなただけの自分史

30代終わりくらいから毎年、手帳をカバーごと更新させています。手帳は、毎日毎日自分だけの時間が刻まれたもの。ぺらぺらとめくるだけで会った人や行った場所も含め、いろんな自分史を振り返ることができる。楽しかったときにも辛かったときにも愛着が湧くんです。

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印象を
いつも同じに心がける

洋服もメイクも毎日取っ替え引っ替え、印象がころころと変わる人がおしゃれなわけではないと思うんです。むしろ、大人は自分らしくいられるスタイルをわかっている人が本物だし、信頼できるのでは? だから印象はいつも同じを心がけること。それが自信につながるはず。


想いをつづるなら
メールより手紙で

今やメールが当たり前、手紙を書かない人も多いのでは? 書きたくても住所さえ知らないという寂しい時代。でも、だからこそあえて想いは直筆のほうが伝わりやすいと思うんです。私は手紙にお気に入りの香りを忍ばせて送るように。メールよりもきっと印象に残ります。

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無駄と思える
一日も愛す

日々に追われると、休日に外出をしないなど何もしない自分に罪悪感を抱く人も。でもそれでは、あまりにもったいない! 本を読んだり音楽を聴いたり、平凡だと思うことに、じつは価値がある。普通と思える一日を愛することから本物の余裕が生まれるのだから。


MAQUIA1月号

撮影/神戸健太郎 ヘア&メイク/レイナ 取材・文/松本千登世 企画/火箱奈央(MAQUIA)


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