ツイッターで話題の神埼恵さんが紡ぐ、キモチに染み入るメッセージを「MAQUIA」1月号からお届けします。

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Megumi Kanzaki's Magic words

まわりと比べて落ち込んでるなら

誰かと比べて「私なんて……」とマイナススパイラルに陥ってしまったときは、キモチを切り替えるリセット術を身につけて。


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心の溝からどうしても動けないときは、大きなものを見たり、大きなものの真ん中に立ってみる。「自分なんてもともとこんなに小さいんだから」と思うと、つかえていたもの自体もちっぽけに思えてくる

自分とは比べものにならないぐらい、大きな自然の前では人間はちっぽけな存在。海を見たり、山に登ったり、空を仰いだりして、自分が不完全だと認められたら、「小さいなりにもうちょっと頑張ってみるか」と気力が戻る。これこそ自然がもたらしてくれる、底知れぬパワーの恩恵。


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心臓がぐにゃりとなるくらい悲しいときや悔しいときの自分救済法はとにかく口から吐き出すこと。

不安を抱えたり、つまずいてしまったときは、「話す」ことがキモチを切り替えるきっかけに。たとえ問題が解決しなかったとしても、相手に伝えようとすることで、自分のなかで整理され、消化することができるから。


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甘くない気分のときには、甘いもの。

ピリピリとしたキモチを感じたら、他人に甘く、自分にも甘く。甘さが恋しいと感じるのは、カラダや心が疲れているサインだから。もちろん文字通り、甘いモノを与えてもいい。このときばかりは、甘やかして癒されよう。


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頑張るのに疲れたときはスニーカー。「私は私でいい」と自分の脚で歩く自信を、起き上がらせてくれる魔法の靴。

ヒールは女にとって戦闘服。まだまだ戦いに行く気分になれないときや、心に余裕がないときは、楽ちんなスニーカーでスイッチをオフ。背伸びしていた脚だけではなく、キモチまでフッとチカラを抜けるようになる。



不安やキモチのザワつきは自分への自信が救ってくれる。なんでもいいからひとつでも「私にはこれがある」と思えるものがあればいい。それが誰よりも何よりも強い支えになってくれる。

他人と比べてしまう感情は、せっかくの伸びしろを押し潰してしまうことも。外見でも中身でも、「ここだけは負けない」とか「ここがお気に入り」と思う要素を磨いておく。また、誰かに言われた何てことない褒め言葉をストックするのも大切。自信を失いかけたとき、それが自分を守る盾になる。


MAQUIA1月号

モデル・メイク/神崎 恵 撮影/菊地泰久〈vale.〉 ヘア/津村佳奈〈Un ami〉 スタイリスト/川﨑加織  取材・文/谷口絵美 構成/若菜遊子(MAQUIA)


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