過去、大幅減量に成功した経験を持つ美のプロたちの「私はこうして痩せました!」という体験談をお届けする連載企画。今回のゲストは、ダイエット美容家・ヨガインストラクターの安藤絵里菜さん。芸能界デビュー後に60kgまで増えた体重を、バランスのよい食事とヨガで減らしたというダイエットの極意に迫ります。

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ダイエット美容家・ヨガインストラクター
安藤絵里菜さん

極端な食事制限と過度な運動で心身のバランスを崩して激太りを経験したのち、ダイエットアドバイザーの資格を取得。食生活を徹底的に改善して−14kgに成功。 インドネシアで全米ヨガアライアンスの資格を取り、ヨガインストラクターとしても活動中。インスタグラムで痩せるための情報発信をするほか、全国各地のNHK文化センターでダイエット講座やヨガの指導にあたる。


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Q.ダイエットを始めた当時のきっかけは?

A.「17歳で芸能界デビューしたのですが、仕事柄ダイエットはつきものでした。周囲からも痩せなさいと言われ続け『痩せないと仕事がもらえない』と認識し、ひたすら体重を落とすことだけを頑張りました。一番太っていた頃の体重は60kg

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Q.成功したダイエットの内容・エピソードは?

A.「糖質制限やカロリー計算、ストイックな食事制限をやめてストレスを手放し、一日三食バランスよく食べて、食生活や生活環境を徹底的に改善。 また、走ったり筋トレしたりなど、ダイエット目的のキツい運動を一切やめて、ヨガやストレッチで引き締めながらゆる痩せ。足りていない栄養を足す足し算、無理なことをやめる引き算方式で今の体型をキープして6年目になりました

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Q.過去に失敗したダイエットは?

A.「お金や時間をかけて努力し頑張っても、間違った事を続けていては痩せないのがダイエットの怖いところ。断食、〇〇だけ食べる、食事を抜く、置き換え、糖質制限、痩せるための過度な運動などは私には効果がありませんでした


Q.リバウンドしないために意識していることは?

A.「毎朝、同じ時間・条件で体重計に乗りその日の体の調子を知ること。お米は絶対に抜かず、必ずタンパク質と一緒に食べる。1日350gの野菜を摂ることを目指し、三食バランスのよい食事を摂る。食事と食事の間隔があき過ぎないように、チーズや卵、さつまいもなどの食物繊維やタンパク質を含む良質な間食を取り入れながら血糖値を安定させ、ドカ食いからの挫折をしないよう食欲のコントロールも心がけています

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Q.ダイエット成功後の周囲の反応や、ご自身の変化は?

A.「正しい食事管理で食べて痩せて、栄養がいき渡ったことで肌にハリとツヤができて、ニキビも治り、20代の頃よりも肌がキレイになっています。おかげで、化粧品にお金をかけなくなりました。また、冷え性が改善したことで生理不順もなくなり、キレイだけではなく健康も手に入れることが出来ました


Q.日常で簡単にできるダイエットのアイデアを教えて!

A.「量を減らすのではなく、質を変えてみましょう。 食べてはいけないものなんてありません。食べるものに○×をつけたり、0か100かの極端なダイエットにならないように。外食以外ではなるべく薄味・シンプルな調理法を心がけ、和食を中心にするのがおすすめ。外食では食べたいものは美味しく食べ、メリハリをつけてストレスを溜めないことが大事です。週に1、2回は食べたいものを食べても、日頃のベースが出来ていれば太りませんよ


Q.ダイエットが続かない女性に向けてエールやアドバイスをお願いします!

A.「“ダイエット=我慢、辛いこと”と捉えてしまうのではなく、“ダイエット=楽しむことと捉えることで、自然と痩せる為の習慣や工夫が身につき、継続&達成へと近づきます。自分にとって痩せることがどれくらいメリットのあることなのか、痩せたらどんなことを思いきり出来るようになるのか、一度紙に書き出してみて目標を明確にしてみるとゴールが早いです!

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※この記事はあくまでも本人の体験談に基づくものであり、効果・効能を示すものではありません。


取材・文/鈴木智美 企画/織田真由(MAQUIA ONLINE)

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