「MAQUIA」5月号では、香水コーディネーターの牧野和世さんが女子力を上げるローズの香りを紹介しています。女性ホルモンのバランスを整えてくれる以外にも、女性に嬉しい効能がたくさん秘められたローズの香りを身にまとって、素敵な女性に変身しちゃいましょ♡

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KAZUYO MAKINO

ビューティプロデューサー・香水コーディネーター。香りで運命を操るエキスパート。


女性が女性として美しくある、ベースをつくってくれる香り

 花の「女王」ともいうべきローズは、見た目が美しいだけでなく、その香りもスター級の存在。

「ローズの香りが、女性ホルモンのバランスを整えることはよく知られていますが、それ以外にもイライラや落ち込んだ気分を和らげ、やる気のスイッチを入れてくれる効果も。限りなく女性の味方になってくれるのがローズなんです。だから女子力が下がっているかも?と感じたとき、やさしさや包容力など“母性”をアピールしたいと思ったときにも、迷わずローズを。自分自身のためにまといたい香りなので、つける場所はお腹のあたりがおすすめ。体温が上がると、ごく近くにいる人だけに甘くほのかに香ります。でも、クールダウンすると香らなくなるから不思議」

 2万種にも及ぶ種類があるローズは、香りもとても多彩。

「自分が今、いちばん心地よく感じるものを、直感で選ぶのが正解! 芯がぶれそうなときも、ローズの香りが本来の自分に戻してくれます。そういえば、ローズの香りを足の裏につけて眠ると、運命の人が夢に出てくるとも言われているんですよ」


LES PARFUMS DE ROSINE

とびきりフレッシュで上品!

“ゼスト(趣のある)”なローズ

「レモンと摘みたてのローズがミックスされた爽やかな香り。残り香が上質なので、育ちのよさを感じさせます。ブランド創設者のマダムの曽祖父は、ナポレオン三世御用達のパフューマーだったとか。ノーブルな気分に」。パルファン・ロジーヌ パリ ゼスト・ド・ロジーヌ オードパルファン スプレイ 50㎖ ¥10500/フォルテ



ROGER & GALLET

ロマンティックでスイート。

女の子らしさを引き出す

インドのベンガル地方の宮殿で、甘く繊細に香るローズの花びらをイメージ。ラストにはアンバーと溶け合う。「どこか石けんのようで軽やか。清潔感があって可愛らしい香り立ちなので、入門編としてお勧めです。女子力が上がり、男性ウケもよさそう」。ローズパフューム フレグランスウォーター 100㎖ ¥6000/ロジェ・ガレ



Maison Francis Kurkdjian

品よく洗練を極めた香りが極上の女性に仕立ててくれる

マリー・アントワネットからインスパイア。上質なローズのアブソリュートと精油をブレンドした、みずみずしくも知的でモダンな香り。「にごりがなくエレガント。“私は女”という感覚を呼び覚まして」。メゾン フランシス クルジャン ア ラ ローズ オードパルファム 70㎖ ¥26000/ブルーベル・ジャパン 香水・化粧品事業本部


MAQUIA5月号

撮影/山口恵史 スタイリスト/田中美和子構成・文/巽 香 企画/吉田百合(MAQUIA)


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