DIOR サンククルールクチュール

“赤”のパレットがメイクアップコスメの頂点に

圧倒的な強さを見せつけたのがディオールメイクアップのアイコンでもあり、今の質感と色にアップデートされた5色のアイシャドウパレット“サンククルールクチュール”。一挙、13種リリースということで票が割れやすいにもかかわらず、赤のバリエーションが芸術的に美しい「879 ルージュトラファルガー」に多くの審査員の支持が集まった。

SCENE

進化を止めないディオールメイクアップのアイコン、サンククルールクチュール

初代サンククルールが登場したのは1987年のこと。以来、ファッションとビューティをリンクさせながらトレンドをけん引してきたサンククルール。そして2020年7月、現在のクリエイティブ＆イメージディレクター、ピーター・フィリップスがランウェイルックに着想を得て、今の時代にぴったりのカラーハーモニー13種を世に送り出した。どのパレットも息をのむほど美しく、持っているだけで気持ちが高揚する。その中でも生命力を感じさせる“赤”の入った「879 ルージュトラファルガー」は今季を象徴するITシェードに。

今日はまぶたをどれで彩ろう？　それはクチュールタッチの眼差しにまとうドレス

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今日はまぶたをどれで彩ろう？　それはクチュールタッチの眼差しにまとうドレス

黒い蝶ネクタイ、モードなデニム、レオパード柄……etc.これまでディオールがオートクチュールで作り上げてきた数々のドレスからインスパイアされて生まれたサンククルールクチュールには、ベスト・メイクアップ大賞に輝いた「879 ルージュトラファルガー」（写真・上段左）以外にも見逃せないパレットがたくさん。中でも人気なのがコッパー・ブラウンのシックなグラデーション「689 ミッツァ」（上段右）、ジーンズのさまざまなブルーをモードに昇華した「279 デニム」（下段左）、グレー×ダスティピンクの「079 ブラックボウ」（下段右）の3種だ。

カラー＆スキンケア処方とパッケージを刷新

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カラー＆スキンケア処方とパッケージを刷新

多彩な質感と鮮やかな発色を生かすために、新たなカラー＆スキンケア処方に。アロエベラとパインオイルを配合し、粉っぽさを感じさせないしっとりしたつけ心地と長時間よれない高密着性を実現。さらにミニバッグ時代にふさわしく、モダンな薄型パッケージへと変わった。ブラックネイビーのモダンなパッケージに輝くDiorのシルバーロゴ。正面中央のCD部分をクリックして蓋を開けると現れるシルバーグリッドの中の宝石のような美しい５色。これはもう、ディオールマニアならずともときめかずにはいられない。

今年、目元に欲しかったのはまぶたに生命力を宿す“赤”

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今年、目元に欲しかったのはまぶたに生命力を宿す“赤”

突然のマスク生活でメイクの主役が目元へ移行した2020年。温もりやいきいきとした血色を添える色として注目された赤を中央に配した879はマキアで活躍するメイクアップアーティストたちが絶賛。サテンの赤（中央）、ボルドーニュアンスのローズピンク（左下）、こっくりとしたブラウン（右下）もサテン。ホワイティなピンクはグリッター（右上）、パーリーなコーラル（左上）と色にベストマッチの質感が組み合わされている。単色はもちろん、色をどう組み合わせても素敵にキマるのはさすがピーター・フィリップスのクリエーション。赤を中心に攻めたアイメイクを楽しむ以外に、デイリーで使えるシェードばかりだったのも高評価を得た理由。

サンククルールクチュール 879 ルージュトラファルガー￥7600／パルファン・クリスチャン・ディオール

COMMENT

アーティストのメイク魂を刺激する、赤の生命感

今シーズン、withマスク生活によりメイクアップのトレンドは長らく主役だったリップからアイメイクへ。目元にライブリーな印象をもたらす赤をメインにしたパレット、「879 ルージュトラファルガー」について、トレンドメイクの達人２人がリコメンド。