「MAQUIA」9月号では、一流スポーツ選手やモデルからも支持を集める、話題のカリスマほねつぎ師が“こぶしカッサ”のコツを伝授! こぶしひとつで顔やボディのムダ肉とサヨナラできる簡単テクニックの中から、すっきり小顔を目指すメソッドを紹介します。Image title

教えてくれたのは…

代官山Dr.Bones山口整骨院

山口良純さん

柔術整復師、鍼灸師。レーザーと手技を組み合わせてカラダの歪みを正す、独自の施術が評判。



こぶしひとつで顔もカラダもキレイを実現!


メリハリ小顔や美ボディを手に入れたいけれど、面倒なお手入れはどうも長続きしない……。そんな人におすすめなのが、身ひとつでどこででも出来ちゃう“こぶしカッサ”。


山口さん「こぶしカッサとは、その名の通りこぶしをカッサ代わりに使う美容法のこと。手が空いていれば、いつでも気が向いたときに実践できる、とても手軽なメソッドです。自分の手を使うから角度の調整や力の加減が容易。第二関節や第三関節を使う場合は4つある骨のどれかがフィットするから、ほぐす位置にあまり神経質にならずにすむ、という利点もあります」。


こぶしカッサを使う目的は、筋肉をほぐして弾力を取り戻すこと。「やわらかくなった筋肉はキュッと収縮するため、張りが解消して顔やボディのラインが引き締まります。筋肉が正しく動くようになるから、姿勢や動作が美しくなる効果もあるんです。血流が改善するため、むくみケアもできる。美容にとって、大いに役立つはずです」と山口さん。



あなたのこぶしが万能カッサに!!


【第二関節】顔にカラダに使用頻度大!Image title

面積の狭い親指第一関節を使えば、ピンポイントに圧をかけられる。目まわりのツボなどを、強く刺激するのに便利。


【親指】ツボなど細かいところにImage title

面積の狭い親指第一関節を使えば、ピンポイントに圧をかけられる。目まわりのツボなどを、強く刺激するのに便利。


【第三関節】突き出た骨で強めに刺激Image title

骨がゴツゴツ突き出している第三関節は、広い面積をパワフルにほぐせるパーツ。太ももや腰など、ボディのケアに使う。



【次ページをチェック!】こぶしカッサに挑戦! 憧れの小顔になるには?≫≫

こぶしカッサを行うときのポイント

・体調不良のときにはやらない

・お風呂上がりがベスト

・オイルですべりをよくする

・最低でも1日1回は続ける

・強さは痛みを感じるまでしっかり



気になるポイントを狙って集中ケア!!

憧れの小顔メソッドImage title

顔には、細かな筋肉や骨が複雑に配置されている。小顔をつくるポイントを、的確に掴もう。


【頬の張り】

顔を大きく見せてしまう原因になっている、頬の張り。頬骨下にある筋肉のこりと、周辺に溜まったむくみを撲滅して、ほっそり顔に。


1. 頬骨下の筋肉をほぐすImage title

こぶしの第二関節を、頬骨の下、耳のすぐ前にあててグリグリとほぐす。咬筋の上端にあたり、こりやすい部分。


2. 頬骨下のむくみを流すImage title

頬骨の下に沿って、関節をあてる位置を少しずつずらしながら、鼻の横までほぐす。頬骨下に溜まったむくみを一掃。



【鼻をスッキリ高く】

鼻骨のまわりは、意外とむくみやすい。親指の第一関節でプッシュしてむくみを流せば、肉に埋もれていた鼻筋が細く、さらに高くなる。


1. 下まぶたを親指で押すImage title

眼窩の下側に沿って、親指の第一関節でプッシュする。鼻を埋もれさせてしまう、下まぶたのむくみをスッキリ流して。


2. 鼻骨下を押し込むImage title

鼻骨のキワと頬が接するあたりを、親指の第一関節でほぐす。ここには鼻通のツボがあるので、鼻づまりの解消にも有効。


【次ページをチェック!】こぶしカッサで「目をぱっちり」、「二重アゴ」、「ほうれい線」を一気にケア≫≫

【目をパッチリ】

眼輪筋のまわりに溜まった、むくみがターゲット。巡りをよくすれば、目はパッチリ、筋肉の老化によるまぶたの下垂を防ぐことも可能。


眼輪筋を刺激するImage title

親指の第一関節で、眼のまわりをぐるりとプッシュ。むくみをケアすると同時に、眼精疲労解消のツボ押しもできる。


【エラ張り】

エラが張る原因のひとつは、食事や会話で酷使された咬筋のこり。咬筋が下あごの骨と接するあたりをほぐせば、エラ削減につながる。


咬筋のこりをケアImage title

下あごの骨と咬筋が接するポイント、歯を食いしばったときに張り出す部分に第二関節をあてて、グリグリとよくほぐす。


【二重あご】

20〜30代の二重あごは、肌のたるみよりも筋肉のこりに原因が。胸鎖乳突筋の根元からあご中央にかけてほぐせば、シャープなフェイスラインに近づける。


1. あご下をよくもむImage title

首をかたむけて、下あごの骨の内側に、こぶしの第二関節をあてる。胸鎖乳突筋の上端を、第二関節でもみほぐす。


2. ハミ肉を押し込むImage title

あごの中央に向かって、こぶしをあてる位置をずらしながらほぐす。あまった肉を、骨の内側に押し込むようなイメージで。



【ほうれい線】

頬がむくんで肉が盛り上がると、鼻から影がのびてほうれい線に見えてしまう。鼻の横をプッシュしてむくみをなくし、影を払拭しよう。


鼻の横を親指の関節で押すImage title

頬骨の下、鼻に接するところを押す。こっていると痛みがあるので、最初は軽く。ほぐれてきたら少し強くして。



MAQUIA9月号

撮影/内田優子 ヘア&メイク/林 由香里〈ROI〉 モデル/石上智恵子(マキアビューティズ) イラスト/斎藤よしこ 取材・文/風間裕美子 構成/火箱奈央(MAQUIA)


【MAQUIA9月号☆好評発売中】


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最終更新日:

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