年末年始に潜む暴飲暴食&運動不足の悪夢まであと2ヵ月……。エキスパートに聞いた、今からできる“太らないカラダ”作りを「MAQUIA」12月号からお届けします!

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Q1 冬太りするのは私だけ?

A むしろ冬太りしないのは奇跡!?

アンケートの結果、「冬太りを経験したことがない」という人はたったの4%……。ほぼすべての女性が冬太りしているという恐ろしい結果に。

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なんと96%が冬太りを経験! 「秋から冬にかけて食欲が止まらない」「服で隠せるから油断する」といった声多数。


Q2 ひと冬でどれぐらい太った経験あり?

A 1〜3kgがひと冬の目安。

63%が、ひと冬に1〜3kg程度の体重増を経験。しかも残る3割は3〜5kgのお肉を溜め込んでいることが判明! 「冬になると毎年太るから憂鬱」という切実な声も。


6人の専門家が答えます!

Q3 年末までに太らないカラダを作るにはどうすれば?

A 冷やさない、むくみを放置しない! 

「体が冷えると血液の流れが悪くなるため、代謝がダウン。今のうちから冷えケアで体を温め、基礎代謝を高めておくことが大切です。またむくみやすい時期ですが、放置するとセルライト化するので要注意。冷えを改善することで、 むくみもスッキリしますよ。」

ビューティセラピスト 三島宏美さん
小林ひろ美さん主宰のリバイタライズサロン クリームにて活躍。冷え・むくみケアの達人。


A 質の良い睡眠で、食べても太らないカラダに!

「深い睡眠をとることで、体脂肪の分解に働きかける『成長ホルモン』が多く分泌されます。成長ホルモンは筋肉の合成にも関わるので、基礎代謝もアップ!また、 睡眠不足を改善すると、過度な食欲も自然とコントロールされるので、無理なく痩せ体質に。」

睡眠コンサルタント 友野なおさん
SEA Trinity代表。睡眠改善で15キロの減量に成功した経験から、睡眠を専門的に研究。


A ストレスケアで、過食を防ぐ!

「体はストレスが溜まると、抗ストレスホルモンが分泌され、食欲がアップしたり、脂肪を溜め込む方向に働きます。またストレスは、甘い食べ物への欲求を強くするという面も。年末年始の過食を防ぐためには、上手にストレスケアをすることが大切!」

精神科医・作家 奥田弘美先生
精神科医としてストレスや食意識を改革する「脳ダイエット法」を提唱。著書多数。


A しっかり食べて代謝バブルを起こす!

「食べなければ、体は栄養を確保しようと溜め込むので代謝が落ちるのは当たり前。しっかり食べて体を安心させ、代謝バブルを起こしておけば年末年始に食べ過ぎてもへっちゃらな体がつくれます。年始のリバウンド前提ではなく、±0の体をつくることが重要!」

管理栄養士 伊達友美さん
日本アンチエイジング・ダイエット協会理事。これまで5000人以上の減量栄養指導を経験。


A 両足体重&おへその上下の肉を接近させない!

「少し意識するだけで、ボディラインは変わってきます。たとえば、座っているときはおへその上下の肉が接近しないように心がけると三段腹の予防や猫背改善に。また両足に均等に体重が乗っていることを意識することで、重心の崩れからくるラインの乱れを予防。」

Dr.KAKUKO スポーツクリニック 院長 中村格子先生
整形外科医師、スポーツドクター。女性の健康を考えるウーマンウェルネス研究会メンバー。


A ひと駅歩くなど日常生活の負荷を高める!

「冬は体温維持のため基礎代謝がアップするチャンスの時期。しかし、夏〜秋は代謝が一番低い時期であることに加えて冷房などでより代謝が落ちている人も多いので、今の時期からひと駅歩くなど日常生活での負荷を高めて代謝をこれ以上下げないことが重要です。」

渋谷DSクリニック 渋谷院 院長 林 博之先生
ダイエット専門クリニックの院長として「リバウンドなく体型を維持する」ダイエットを指導。


※ご紹介する施術には、効果と感じ方に個人差があることをご了承ください。


MAQUIA12月号

イラスト/本田佳世 取材・文/国分美由紀 平田桃子〈verb〉 構成/芹澤美希(MAQUIA)



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